江ノ電の今昔写真でたどる 23日まで中づりポスター SNSでも発信

沿線を新旧写真で紹介した中づりポスター=江ノ電車内

 江ノ電沿線の今昔を新旧写真の対比でたどる「プレイバック江ノ電」と題した中づりポスターが13日、江ノ電に登場した。神奈川新聞社と江ノ島電鉄のコラボレーション企画で、藤沢─鎌倉間を往復する「1001─1051」(2両1編成)の車内を10種類のポスターが埋め尽くしている。掲出は23日まで。

 ポスターには、本紙が撮影した1960~90年代の駅や電車、沿線風景を伝える写真と、今回の企画に合わせて江ノ電社員が同じアングルから撮影した現在の写真が並ぶ。

 企画に携わった江ノ島電鉄総務課の大石綜一郎さんは「懐かしの時代や電車を振り返るだけでなく、人々の暮らしとともにある江ノ電とその沿線の息吹を感じてほしい」と話している。

 中づり掲出期間中、両社は公式X(旧ツイッター)を通じて、企画の裏側やエピソードを発信し合うほか、本紙ウェブサイト「カナロコ」では、「プレイバック江ノ電」と題した特集ページで江ノ電社員の解説とともに掲出写真を紹介している。

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