【パリ共同】ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会で初優勝を目指すフランス代表は13日、前回覇者の南アフリカと15日(日本時間16日)に対戦する準々決勝の登録メンバーを発表し、1次リーグ第3戦のナミビア戦で顔を骨折して手術を受けたSHデュポン主将が先発に名を連ねた。
世界ナンバーワンSHの呼び声高いデュポンは危険なタックルを受けて負傷し、戦列を離れていた。パリで記者会見し、9月21日以来の復帰に向け「けがの具合が分からなかった時は大会が終わったとも思った。今は肉体的にも精神的にも、とてもいい状態だ」と引き締まった表情で語った。