【ベイルート共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラは13日、イスラエルと国境を接するレバノン南部で同日、イスラエルからの砲撃を受けて記者1人が死亡、複数人が負傷したと伝えた。ロイター通信は、死亡したのはアルジャジーラの映像記者イサム・アブドラ氏で取材中だったと明らかにした。
国境付近では、イスラエル軍とレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの交戦が頻発している。レバノン当局は、アルジャジーラの記者ら5人が負傷したとしている。ロイターによると、アブドラ氏はレバノン南部での取材チームのメンバーだった。
AP通信は当時、イスラエル軍とヒズボラの間で交戦が起きていたと報じた。