ユーチューブに偽情報対応要請 EU、ハマスの攻撃巡り

EUのブルトン欧州委員=ブリュッセル、昨年2月(AP=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のブルトン欧州委員(域内市場担当)は13日、イスラム組織ハマスのイスラエルへの攻撃後、偽情報が動画サイト「ユーチューブ」で発信されている恐れがあるとして、傘下に置くグーグルの持ち株会社アルファベットのピチャイ最高経営責任者(CEO)に書簡で対応を求めた。

 EUのデジタルサービス法(DSA)は、偽情報などの排除を巨大IT企業に義務付け、違反した場合は罰金を科すとしている。ブルトン氏はX(旧ツイッター)オーナーのマスク氏や、米IT大手メタ(旧フェイスブック)のザッカーバーグCEOにも書簡で同様の対策を要求している。

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