厚木市、学校統合で意見交換会始まる 「通学バスは」保護者ら議論

統廃合を含む学校の適正配置について厚木市教育委員会の担当者から説明を受ける保護者や住民=9日、厚木市立上荻野小学校

 厚木市が示した小学校の統合を含む「小中学校の適正規模・適正配置の方策の方向性」を巡り、市教育委員会と地域住民や保護者が話し合う意見交換会が9日、同市荻野地域で始まった。この日、市立上荻野小(同市上荻野)で行われた会合には約20人が参加。統合した場合のスクールバスの運行などさまざまな質問が出された。

 市の「方向性」は、▽荻野地域の荻野、鳶尾、上荻野の3小学校を(1)荻野小または鳶尾小のどちらか1校に統合(2)鳶尾小と上荻野小の2校に統合、▽小鮎地域の飯山小を小鮎小に統合、▽その他の6校については学区外から児童・生徒を受け入れる小規模特認校制度などを検討-としている。

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