中上貴晶「課題であるマシンのバランスに苦戦。セットアップを進めて改善に努める」/第15戦インドネシアGP初日

 マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催されている2023年MotoGP第15戦インドネシアGP。10月13日にMotoGPクラスのプラクティスが行われ、LCRホンダ・イデミツの中上貴晶は17番手で初日を終えた。

 午前中のフリー走行1回目(FP1)は13番手とまずまずのスタートを切り、プラクティスでもタイムを短縮したが、ポジションは17番手にとどまった。

 課題は、この数戦抱えているマシンのバランスの悪さで、リヤにソフトタイヤを装着したときにより顕著になっている。そのため、思うようにタイムを短縮することができなかった。インドネシアGP2日目のフリー走行2回目(FP2)と予選ではさらにセットアップを進めて、スプリントでも改善に努める。

■ 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)プラクティス:17番手
「グリップレベルは午前中より午後のセッションの方がよくなりましたが、この数戦抱えている課題に今回も苦しみました。特にリヤにソフトタイヤを入れたときに、ブレーキングでのフロントの安定性に問題があり、思うようにタイムを短縮できませんでした。FP2、予選、そしてスプリントで改善に努めたいです」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第15戦インドネシアGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第15戦インドネシアGP

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