かわいそうすぎる選手がどれくらいがんばってたか調べてみる?! の巻/倉井史也のJリーグ

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

なな、なんてことですか。日本代表の練習で前川黛也がケガして離脱。前川は今季リーグ戦29試合にフル出場って神戸、これはかなり痛いんじゃないですか?

とまぁ、そういうGKの話題があるもんだから気になっちゃったのが、各クラブの今の守備の力ってどうなってるのってこと。まずは「失点の少なさ」でランクを作ると、

1:浦和/22
2:神戸/25
3:鹿島/26
4:広島/27
5:名古屋/30
5:C大阪/30
7:福岡/31
8:横浜FM/36
9:川崎/39
9:新潟/39
9:京都/39
9:鳥栖/39
13:柏/40
13:FC東京/40
15:横浜FC/52
16:札幌/53
16:湘南/53
16:G大阪/53

ということになるんです。でもこれってシュートを打たれてない守備力の強さか、打たれても失点しない守備力の強さって言うのも考えなきゃいけないと思うんです。で、「被シュート数」のランクを作ると

1:広島/211
2:福岡/236
3:浦和/239
4:鹿島/240
5:C大阪/252
5:札幌/252
7:FC東京/264
8:新潟/267
9:神戸/276
10:柏/277
11:川崎/280
12:名古屋/286
13:京都/301
14:G大阪/310
15:鳥栖/349
15:湘南/349
17:横浜FM/361
18:横浜FC/367

おお、2つのランクを比較すると打たれても耐えられるチームが浮かび上がってきませんか。これってもしかしたらGKの力が大きく影響してるんじゃないかってことも推測できるんじゃないですかね。ということで、「被シュートに対する失点の少なさ」ランクは

1:神戸/0.091
2:浦和/0.092
3:横浜FM/0.100
4:名古屋/0.105
5:鹿島/0.108
6:鳥栖/0.112
7:C大阪/0.119
8:広島/0.128
9:京都/0.130
10:福岡/0.131
11:川崎/0.139
12:横浜FC/0.142
13: 柏 /0.144
14:新潟/0.146
15:FC東京/0.1515
16:湘南/0.1519
17:G大阪/0.171
18:札幌/0.210

うーん、スタイルの差もあるから、ラインを上げまくるチームだったらシュートを打たれたときには決定機ってこともありそうで、この数字だけでGKの凄さとは一概に言えないけど、やっぱり神戸の失点率の低さが目立ちませんか、これ。

つーことで前川の早期復帰、待ってます!!

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