耐えて自分のレースを ブリッツェン今季退団・阿部嵩之の一問一答

ブリッツェンで最後のジャパンカップに挑む阿部=宇都宮市内

 宇都宮ブリッツェンに10年在籍し、今季限りで退団する阿部嵩之(あべたかゆき)に今大会へ懸ける意気込みを聞いた。

 -最も印象に残っているレースは。

 「山岳賞を獲得した2014年の第23回大会。全員で力を合わせ、ピンチを乗り越えた昨年の大会も印象に残っている」

 -勝負のポイントは。

 「ワールドチームの選手たちがどういった走りをするか次第。とにかく耐えるのみ」

 -どの選手に注目しているか。

 「各チーム、登りやワンデイレースに強い選手はいるが、あまり気にし過ぎず、自分のレースをするように心掛けたい」

 -ブリッツェンでは自身最後のジャパンカップ。

 「クリテリウムの方が一矢を報いることができると思う。連携して光る走りを見せ、その上で優勝できればチームへの恩返しになる。良い形で終えられるように力を出し切りたい」

 -ファンにメッセージを。

 「10年間お世話になりました。この地域で最大のレースなので、皆さんの前でいい走りができるように頑張ります。宇都宮ブリッツェンの応援をよろしくお願いします」

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