猫がお風呂場をのぞきに来る心理4選 苦手な場所のはずなのに、なぜ?

1.いつも一緒にいたい

猫がお風呂場にのぞきに来る理由としてまず考えられるのが、飼い主さんと一緒にいたいからです。

大好きな飼い主さんとはいつも一緒にいたい、さびしいから目に見える位置にいてほしい…。そんなことを考えて、のぞきに来ているのかもしれません。特に甘えん坊で寂しがりやな子は、このパターンである可能性が高いです。

とはいえ、濡れているお風呂場に入るのは、猫としてもハードルが高いですよね。浴室の扉付近でウロウロすることが大半で、お風呂場の中に入れてあげようとすると嫌がってしまいます。

猫が寂しそうに覗いてきたら、「すぐに出るよ」とだけ伝えて大人しくお風呂場の外で待っていてもらいましょう。

2.流れる水に興味がある

次に考えられる理由が、お風呂場を流れる水に興味があるから。

実は猫が水をどう視認しているかはいまだによく分かっていません。一説では、猫の視覚は溜まっていて動きがない水が見えていないのではないかとも言われています。

その一方で、流れている水は猫も認識しやすく、興味を引かれやすいという意見もあります。特にお風呂場の水はシャワーなどで音が発生するため、より猫の好奇心を刺激することでしょう。

お風呂場をのぞきに来るのは、飼い主さんが気になるからではなく流れている水に興味津々なだけかもしれません。

3.縄張り内の出来事を確認しに来ている

完全室内飼育の猫にとって、家の中は自分の縄張り。お風呂場もその範囲に含まれます。

とはいえ、お風呂場は自分がなかなか足を運ばない場所です。そんなところで飼い主さんが何をしているのか、気になってしまいのぞきに来ているのです。

自分の縄張り内の出来事はしっかり把握しておきたい、縄張り意識が強い猫らしい理由といえます。

4.もしかしたら心配してくれているのかも?

希望的な憶測ではありますが、もしかすると飼い主さんを心配してのぞきに来ている可能性もゼロではないです。

お風呂場は猫が苦手な水がたくさん流れている場所ですよね。そんな場所に飼い主さんが閉じこもるものだから、大丈夫か心配してくれているのかもしれません。

本当の気持ちは猫にしか分かりませんが、もしそうだとしたら少し嬉しいですよね。

まとめ

猫は不思議な点が多い動物です。苦手な場所であるはずのお風呂場をのぞきに来る子は意外と多いです。ご家庭によっては今回紹介した理由以外にも、お風呂場をのぞき込む理由があるかもしれません。

飼い主さんがお風呂に入っているとき、猫がのぞき込むことがあればいったいどんな理由なのか観察、分析してみるのも面白そうです。

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