世界的建築家アルヴァ・アアルトの“後世に残る名作”はどのように生まれたのか?『アアルト』本編冒頭映像

『アアルト』©︎Aalto Family ©︎FI 2020 - Euphoria Film

“フィンランドのアカデミー賞”と称される「ユッシ賞」にて、音楽賞、編集賞を受賞、フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトの人生と作品を巡る旅のドキュメンタリー映画『アアルト』が10月13日(金)より公開。このたび、本編冒頭映像が解禁となった。

また、世界で1000本、アアルト夫妻が実際に過ごしたサマーハウスのすぐ側で育った白樺の木を使用した超貴重な腕時計「Villa Flora Limited Edition(ヴィラ フローラ リミテッドエディション)」が限定1名様に当たるプレゼントキャンペーンの開催も決定。

アルヴァ・アアルト生誕125年

フィンランドが生んだ世界的建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルト(1898-1976)が、今年2023年に生誕125年を迎えたことを記念して公開される本作。不朽の名作として名高い「スツール 60」、アイコン的アイテムと言える「アアルトベース」、そして自然との調和が見事な「ルイ・カレ邸」など、優れたデザインと数々の名建築を生み出した彼のデザイナーとしての人生を突き動かしたのは、一人の女性だった—。

本作は、アルヴァと同じ建築家であった妻のアイノとの濃密な愛の物語であるとともに、アアルト夫妻が世界中を股にかけながら物を創造していく過程とその伝説をどのように作り上げていったかを、まるで観客が映像ツアーに参加しているかのようにみせていく、独創的な作品となっている。

「もう一度、あの頃に戻ろう」

映像は、アルヴァが愛するアイノに向けた想いが溢れる手紙が明かされるとともに、実際にアルヴァがデザインをスケッチする姿を捉えたシーンから始まる。続くのは、世界の名建築の一つと名高いマイレア邸、流れるような曲線が特徴的なアアルトベース、本作のスータリ監督が実際に子供時代を過ごし、波打つ天井でも有名なヴィープリの図書館など数々の傑作デザイン。アルヴァとアイノ、2人の想いの深さや人間的魅力も同時に捉えた冒頭となっている。

本作を手掛けたのは、長年アルヴァ・アアルトの映画を撮りたいと考えていたフィンランドの新鋭女性監督 ヴィルピ・スータリ。「幼い頃、アアルトが設計した図書館で過ごし、彼の建築の虜になった」と語る彼女が、アルヴァの最初の妻、アイノとの手紙のやりとり 、同世代を生きた建築家や、友人たちなどの証言を盛り込みながら、アアルトの知られざる素顔を躍動感あふれるタッチで描き出す。主張しすぎない、けれど側に置くだけで心が豊かになり、日常が彩られる。人と環境に優しいデザインで、現代の生活にも溶け込む逸品はどのようにして生まれたのか。2023年は、アルヴァ・アアルトの生誕125周年にあたる。アルテックの家具やイッタラのアイテムなど、後世に残る名作の誕生秘話も必見。

世界で1000本!超貴重な腕時計が当たる

今回、本作の公開を記念して、アアルト夫妻が20年以上の夏を過ごしたサマーハウス「Villa Flora(ヴィラ フローラ)」のすぐ側で育った2本の白樺の木を使用した超貴重な腕時計「Villa Flora Limited Edition(ヴィラ フローラ リミテッドエディション)」が限定1名様に当たる、SNS感想投稿プレゼントキャンペーンを開催。腕時計に使用されるマテリアルは、建物のすぐそばで高く成長しすぎたため、安全性を優先、伐採を余儀なくされた白樺たち。アアルト家の夏の風景を1世紀以上も彩ったこの2本の白樺が、新作ウォッチコレクション「Villa Flora」のマテリアルとして甦る。

<プレゼント応募方法>

①映画『アアルト』の公式インスタグラムをフォロー
②「#アアルト限定時計応募」とともに、本作鑑賞後のチケット(半券か、購入完了メールも含む)の画像と映画の感想をつけて投稿
応募期間:10月13日(金)〜10月31日(火)

『アアルト』は10月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK吉祥寺、10月28日(土)より東京都写真美術館ホールほか全国順次公開

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