「盆栽博士ちゃん」としてテレビなどで活躍している群馬県生まれの高校１年生、清水ちえりさん（日本盆栽協会最年少会員）がこのほど、糸魚川市大町１のヒスイ王国館で講演した。「糸魚川真柏と盆栽の魅力」と題して語り、約５０人が聴講した。
糸魚川真柏特別講演会「ふるさとの宝物・糸魚川真柏の魅力を知ろう！」（糸魚川真柏活用プロジェクト、糸魚川ジオパーク協議会主催）として行われた。
清水さんは盆栽の世界大会で、糸魚川真柏「飛龍」を見たことがきっかけで盆栽にのめり込んでいったという。講演ではそうした経緯などを紹介しながら、「糸魚川にすごく憧れがあった」と声を弾ませ、自身が出演したテレビ番組のエピソードも交えながら話を進めた。
糸魚川真柏の魅力については、短く細く色が鮮やかといった「優れた葉性」、幹の腐りにくさや生きている部分と死んでいる部分のコントラストを踏まえ「硬く迫力のある幹」を挙げた。
最後に「糸魚川真柏は奇跡の産物。日本だけでなく、世界に広がっている。私自身、今後ともＰＲしていきたいし、糸魚川真柏の魅力について勉強していきたい」と述べた。
