お笑い賞レース敵なし? ダブルヒガシがトップバッターで3冠

環境問題などに関する目標を、笑いを交えて伝えるイベント『よしもとSDGs LIVE』。10月14日、『京都国際映画祭』内で『SDGs-1グランプリ 2023』が開催され、お笑いコンビ・ダブルヒガシ(東良介、大東翔生)が優勝した。

優勝したダブルヒガシ。今後1年間アンバサダーとして活動する

今年で8年目となる『SDGs-1グランプリ』。今回のテーマは「気候変動」で、ゲストコメンテーターとして気象予報士の森田正光氏を迎えた。

会場の「よしもと祇園花月」には、プラス・マイナス、囲碁将棋、ジェラードン(アタック西本・かみちぃ)、ネルソンズ、滝音、田津原理音、ダブルヒガシ、ハイツ友の会といった東西の人気芸人たちが集結。

トップバッターで見事優勝を果たしたダブルヒガシ。「海面上昇」や「地球の平均気温上昇」といったテーマを巧みに取り入れつつ、「毎日海を8時間濾過する」や「陸の豊かさを守るため、なんばでルンバを走らせる」といった独自のフレーズを繰り出す漫才で会場をおおいに沸かせた。

審査員長をつとめた西川きよしは、「一番最初は難しいですよね。テーマもちゃんと入れなきゃいけないところも、上手に対応してました」と絶賛。すでに『ABCお笑いグランプリ』『ytv漫才新人賞』の2冠を手にしている2人だが、「ABCのときよりびっくりしました」と終始信じられない様子だった。

2人は「よしもとSDGsアンバサダー」の称号とBSよしもとでの冠特番を手にする。番組で挑戦してみたいこととして、東は「いろんな畑とか回って、捨ててしまうようなものを食べたりとか・・・食に関することはしていきたいですね」、大東は「ほんまに難波でルンバを走らせたいです」と意気込んだ。

イベントの模様は、11月19日にBSよしもとにて放送予定。

取材・文・写真/つちだ四郎

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