「トップスタート最高」 午前3時50分起きの山内日菜子がツアーベスト“66”

メルセデスランキング39位(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇富士通レディース 2日目(14日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6679yd(パー72)◇晴れ(観衆3874人)

「トップスタート最高。めっちゃ好きなんですよ。本当にマネジメントができた。ティショットも良かった。」と山内日菜子が笑顔で振り返った。

この日は第1組の午前7時50分スタート。「きついですけど…」とティオフ4時間前の同3時50分に起床。ストレッチやアップで汗を流し、コースには同6時過ぎには到着した。

アマチュア手塚彩馨(長野・佐久長聖高)、岸部桃子と同組で「速く回れる。前半は前の組がいないし、自分たちのリズムで、いい流れで回れる。誰も踏んでいないグリーンで気持ちよく転がってくれた」

前半4番(パー3)で3mを沈めてバーディを奪い、6番も12mを決めてバーディを奪った。ノーボギーの6バーディ「66」で回り、自身のツアーでのベストスコアを1打更新した。

前週「スタンレーレディスホンダ」から投入するテーラーメイド スパイダーツアーX パターも手に馴染んできている。「打感がめちゃめちゃ好き。パターのおかげですっと構えられる。しっくりきている」

スタートの4時間前起床がルール(撮影/奥田泰也)

今大会終了後のメルセデスランキング上位35人に日本開催の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」(11月2日開幕/茨城・太平洋クラブ美野里コース)への出場権が付与される。

同39位の山内にとっては「100ポイントぐらい稼がないといけない」。雨模様の最終日は残念(?)ながらも第6組でのスタートだが、大事な18ホールとなりそうだ。(千葉市緑区/玉木充)

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