『青空レストラン』21世紀を担う奇跡の米と“日本全国ご飯の友”のコラボに野呂佳代が大興奮

タレントの野呂佳代が10月14日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔とともに、栃木県宇都宮大学で栽培されている、今年イチオシの米『ゆうだい21』を生産する名人を訪ね、炊き立ての新米を存分に堪能した。

今回の極上食材は、日本初国立大学で開発された今年イチオシの米『ゆうだい21』。まだ知名度は低いが、大粒で甘く、特にその粘りはコシヒカリの約5.5倍にもなる究極のモチモチ米。日本最大級の米の品評会でそのうまさが評判になるほど、味には折り紙付きだという。

日本初、国立大学で開発された『ゆうだい21』

豊作の田んぼで、稲刈りを体験すると「やりました〜! 初めてです」と喜びの声を上げた野呂。乾燥させた稲からもみを外す“脱穀”、“もみすり”を行い、もみ穀を外して玄米に。そこからさらに精米し、きれいな新米に宮川は「ええ匂いする」と感動した様子。

早速、新米を炊飯。ポイントは、米から糠(ぬか)を取れやすくするために、水を入れる前にザルの中で軽く混ぜること。さらに、研ぐのではなく柔肌を優しく洗うイメージで、時間をかけない。そして、米の量は炊飯器の容量の7割を目安にすると、米が踊りやすく、おいしく甘く炊けるという。そして驚きのポイントは“氷水”。“氷水”を使って沸騰までの時間を長くすると、酵素の働きで甘く炊き上がると聞き、野呂は「ビックリですけど!」と目を丸くした。

『ゆうだい21』に感動する宮川大輔

お待ちかねの炊き上がり、炊飯器の蓋を開けると「わー!」と大歓声。炊き立ての『ゆうだい21』をいただくと、野呂は「ツヤッとした、モチッとした、おいしいお米が口に広がる!」と笑顔を見せ、宮川も「うまい! 大粒で粒感もあるし、甘い、おいしい」と声を上げた。

山形県『米沢牛コンビーフ』

今回は、日本全国ご飯の友をお取り寄せ。1品目は山形県にある本場ドイツで学んだ職人の店『スモークハウスファイン』から取り寄せた『米沢牛コンビーフ』。塩漬けにした米沢牛を3時間加熱し、完全なペーストにはせずに口に入れた瞬間にとろける極上食感に。さらに香辛料で肉の味を引き立たせ、2度目の加熱を経て、肉のうま味をぎゅっと閉じ込めたコンビーフに。新米にのせていただくと、宮川は「うまい!」と大絶賛。炊いた4合のお米があっという間に終わり、野呂は「4合じゃ足りないね」とコメントした。

大阪府『大阪千林のりや』の“味付け海苔”

2品目は、大阪府・千林にある週に1日しか営業しない味付け海苔の専門店『大阪千林のりや』の“味付け海苔”。秘伝のレシピを基に開発した“とうがらし味”と“梅かつお味”ののりは、手作業で調味料を揉み込み、味をじっくり染み込ませることでコクとうまみが生まれた一品。新米をのりで巻いていただくと、野呂は「おいしい! ご飯が欲しくなる!」と大興奮。

福岡県『鮭明太』

3品目は福岡県から。サケと明太子、最強のご飯の友がコラボした『鮭明太』。博多駅近の名店『なごみ』秘伝のとうがらしだれであえた“ばらこ”と、丁寧に手でほぐした“焼きジャケ”を、サケの旨味を感じる絶妙な辛さに仕上がるようブレンド。ご飯にのせてほおばった宮川は「うま! なんやこれ! サケのあと明太子きたことないから」と声を上げ、野呂も「想像の斜め上をいく味」とそのおいしさに酔いしれた。

長崎県『島茶漬』

4品目は、長崎県の離島・壱岐島の『島茶漬』。天然のマダイとスルメイカを胡麻醤油だれで和えたお茶漬けは、元はまかないの夜食。壱岐島の『平山旅館』で、客からの熱望で振る舞ったのが最初だという。ぜいたくすぎるお茶漬けに宮川は「うわ、うまい! イカの食感が! だしも出てる」と、箸が止まらない。

栃木県『ホロホロふりかけ』を使った『鮮やかチャーハン』

最後は、“日光みそのたまり漬”を細かく刻んで合わせた『ホロホロふりかけ』を使ったアレンジメニューで乾杯。みじん切りにしたピーマン、溶き卵、冷めてもおいしい『ゆうだい21』の冷やご飯をフライパンでいため、大根・きゅうり・生姜・しその実と具沢山の『ホロホロふりかけ』を加えて、『鮮やかチャーハン』の完成。野呂は「ホロホロの味が優しく包んでくれて、ご飯にすごい合います」と満足した様子。宮川は、この日7膳完食した野呂に「ゲストが野呂さんでよかった」と称賛のコメントを送り、締めくくった。

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