遊んで駆け回って体力アップ 東海大の学生ら、平塚でスポーツ交流イベント

タイミングを合わせて1マス飛び、鬼から逃げる「マス鬼ごっこ」で遊ぶ子どもたち=14日、平塚市中原の大野こどもの家

 子ども同士で交流を深め、体力をつけてもらおうと、東海大の学生たちが14日、大野子どもの家(神奈川県平塚市中原)でスポーツ交流イベントを開いた。地元の小学1~4年の児童約20人がいろいろな遊びを楽しんだ。

 イベントを行ったのは同大の「スポーツ社会貢献プロジェクト」の10人。同プロジェクトは学生100人ほどが所属しているボランティア団体で、幼児から高齢者までの体力維持などのため年間10回ほどイベントを開催している。今回のイベントも平塚市の依頼でほぼ毎年行われている。

 子どもたちは、段ボールでつくったキャタピラの中に入り四つんばいの状態で走る「段ボール遊び」や新聞紙を破いたり放り投げたりする「新聞ビリビリ」などに挑戦。25個のマスを使った「マス鬼ごっこ」では歓声を上げながら縦横にジャンプして移動し、鬼役の学生から逃げ回った。途中でクイズがあり、不正解だと動けないため、真剣に問題に取り組んでいた。

 学生リーダーで法学部2年の上村美空さん(19)は「元気に楽しんでくれてうれしい。経験した遊びを親になった時に教えたり、クイズをきっかけに知識を広げたりしてもらえれば」と話していた。

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