トゥーンスが大会初クリテリウム3連覇 宇都宮で自転車ジャパンカップ 過去最多5万5千人のファン熱狂

3連覇し、3本指で喜びを表現するリドル・トレックのエドワード・トゥーンス(中央)=宇都宮市の大通り周回コース

 今年で30回を数えるアジア最高位の自転車ロードレース「2023ジャパンカップサイクルロードレース」は14日、宇都宮市大通り周回コースでクリテリウムが行われ、過去最多となる5万5千人(主催者発表)のファンが世界トップレーサーの走りに熱狂した。

 世界トップカテゴリーの国際自転車競技連合(UCI)ワールドチーム7チームを含む、国内外19チームの109選手が出走。東武馬車道通り入り口から上河原交差点の1周2.25キロのコースを15周し頂点を争った。

 レースは序盤からワールドチームによるアタック合戦が繰り広げられ、最後は逃げが決まらないまま大集団でのゴールスプリントに。僅差で制したエドワード・トゥーンス(ベルギー、リドル・トレック)が、大会初のクリテリウム3連覇を飾った。日本人最高位は岡篤志(おかあつし)(JCLチーム右京)の6位、宇都宮ブリッツェンはフォン・チュンカイ(台湾)の17位が最高だった。

 大会最終日は15日午前10時から、同市森林公園周回コース(10.3キロ×16周=164.8キロ)でロードレースが行われる。

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