ローマのポーランド代表MFニコラ・ザレフスキは、イタリア国内で大きなスキャンダルに発展している違法賭博問題に関与していなかったようだ。
現在、イタリアではユベントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリの違法賭博行為関与を発端に、アストン・ビラMFニコロ・ザニオーロ、ニューカッスルMFサンドロ・トナーリの若きアッズーリ2選手にも捜査が及ぶなど大きなスキャンダルに発展している。
一連の情報を早い段階から掴んでいた元パパラッチでゴシップコラムニストであるファブリツィオ・コロナ氏は、前述の3選手以外にも捜査対象に挙がっている選手がいることを示唆。そして、具体的な名前としてザニオーロのローマ時代の同僚であるザレフスキを挙げていた。
これを受け、ザレフスキはすぐさま関与を否定すると共に、自身の名前を公の場で挙げて名誉を棄損したとして、コロナ氏への訴訟を検討している。
その渦中の21歳MFに関して、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、現時点で検察の捜査対象になっていないと報道。同紙によると、前述の3選手とは異なり、ザレフスキは関与を示す証拠が不十分であることから捜査対象から外れているという。
ただ、当局はザレフスキが所有する電子機器、とりあけ同選手が参加していた可能性のある特定のチャットを引き続き監視していくとのことだ。
