10月14日（土）～22日（土）にギリシャ・ルトラキで行われる世界ベテランズ選手権に出場する日本チームが10月14日深夜（15日未明）、羽田空港から出発した（日本選手出場の階級は17～19日）。
空港での結団式では、全日本マスターズ連盟の岡田英雅副理事長が、空港には来られなかった吉田義勝会長の「試合では自分の持てる力を存分に発揮して下さい。しかし無理は禁物です。けがをしないようにくれぐれも留意してください。マスターズ・レスラーとしての自覚を持ち、試合だけではなく、見たり聞いたり新しい事柄に触れ、見聞を広めてきてください。健闘を祈ります」とのメッセージを伝え、選手を激励した。
▲ギリシャに向けて出発した日本選手団
2017年大会で優勝、翌18年大会は2位に終わったDivision B（41～45歳）70kg級の古里光司さん（神奈川・磯子工高教）は「5年ぶりの出場になりますが、5年前は決勝で敗れて2位でしたので、その雪辱をし、2回目の優勝をつかみ取れるよう頑張りたいと思います」とコメント。
シニアの全日本選手権でもトップレベルをキープしている井上智裕さん（FUJIOH＝神奈川大コーチ）は、Division A（35～40歳）78kg級で初挑戦。「初めての世界ベテランズ選手権はとても楽しみです。目標としていたグレコローマンでの出場とはなりませんでしたが、フリースタイルでも世界一を目指して頑張ります。日本ではちょうど同じ日に全日本大学グレコローマン選手権が開催されています。コーチ不在で学生には迷惑をかけてしまいますが、お互いにいい成績を残すことが出来れば最高ですね」と、初出場初優勝への決意を話した。
大会スケジュールと日本選手団は下記の通り。
大会スケジュール（日本選手がらみ）
10月17日（火） Division B（41～45歳）、Division E（56～60歳） 全階級 1回戦～決勝
10月18日（水） Division C（46～50歳）、Division D（51～55歳） 全階級 1回戦～決勝
10月19日（木） Division A（35～40歳） 全階級 1回戦～決勝
日本選手団・役員
【監督】白井正良（全日本マスターズ連盟理事長）、【コーチ】宍戸将春（全日本マスターズ連盟事務局長）
【帯同審判】木村章太（岐阜・大垣工高教）、若佐篤実（福山通運）
日本代表選手
【Division A（35～40歳）】
▼62kg級 大谷康太（神奈川・秦野総合高教）
▼62kg級 菊地憲（秋田病理組織細胞診研究センター）
▼78kg級 井上智裕（FUJIOH）
▼130Kg級 曾我部健（日亜化学工業）
【Division B（41～45歳）】
▼70kg級 古里光司（神奈川・磯子工高教）
▼88kg級 小田貴久（高知・土佐塾中高教）
【Division C（46～50歳）】
▼62kg級 小林洋祐（松阪クラブ）
▼62kg級 大石健二（大石興業）
【Division D（51～55歳）】
▼62kg級 森本正悟（一心館神戸西）
▼62kg級 泉田聡（KRAZY BEE）
▼78kg級 小林幸宏（足利工高OB会）
▼88kg級 高畑芳和（八戸東消防署）
▼100kg級 榊原啓三（神奈川大グラロス）
【Division E（56～60歳）】
▼62kg級 黛義幸（富岡市クラブ）
▼78kg級 森巧（新日本管財）
▼100kg級 秋葉浩和（庄内少年少女教室）
