五色に輝く能登長寿大仏 穴水でライトアップ

ライトアップされた能登長寿大仏=穴水町乙ケ崎

  ●特別御朱印やラリーも企画

 穴水町乙ケ崎の能登長寿大仏で14日、ライトアップが始まり、仏教の「五色(ごしき)」に彩られ、荘厳な姿が浮かび上がった。11月12日までの期間中、午後5~8時に点灯する。

 ライトアップは町観光物産協会が3年前から実施。大仏が鎮座する園内にある極楽橋や観音堂、紅葉が始まった樹木、散策路沿いなどを、昨年より3万個多い約4万個の発光ダイオード(LED)で照らす。

 今年は新企画として、真言宗来迎寺(大町)で大仏仕様の特別御朱印を販売し、町内外の5カ寺を巡るスタンプラリーを行う。期間中の土、日曜は協賛イベントが催され、初日の14日はクラフト作家の作品を展示販売する「あなまるマーケット」が開かれた。

 28日には特別法要が営まれ、来場者にソバ100食が振る舞われる。

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