サントス逸材FWのローマ行きは既定路線? 両クラブ在籍GK「1月か7月に彼と契約するだろう」

マルコス・レオナルドのローマ行きは既定路線?[写真:Getty Images]

U-20ブラジル代表FWマルコス・レオナルド(20)のローマ加入の可能性は依然として高いようだ。

ロメル・ルカク、パウロ・ディバラ、セルダール・アズムン、アンドレア・ベロッティを擁し、長期離脱中のタミー・エイブラハムと多士済々なストライカーを抱えるローマ。

しかし、ルカクとアズムンはローンプレーヤーで、エイブラハムの去就も不透明なこともあり、クラブは将来的にチームの主軸を担う若手ストライカーの獲得を考慮している。

そういったなか、クラブが今年に入ってトップターゲットに定めているのが、ブラジル屈指の名門サントスでネイマールやロドリゴ・ゴエスの後継者として大きな期待を集める20歳だ。

ローマは今夏の時点で個人間で合意に至り、サントスとのクラブ間交渉を進めていたが、クラブの財政事情やシーズン終了まで同選手を手元に残しておきたい相手クラブの事情もあり、今夏の移籍は実現せず。

これを受け、マルコス・レオナルドに対してはフランクフルトやプレミアリーグの複数クラブがアプローチをかけており、現時点でローマ行きの可能性は確実とは言えない状況だ。

しかし、現役時代にローマとサントスの両クラブでプレーした経験のあるブラジル人GKジュリオ・セルジオ氏によると、U-20ブラジル代表FWのローマ入りの可能性は依然として高いようだ。

元ジャッロロッシのGKは『TvPlay』のインタビューでマルコス・レオナルドの去就に関して自身の見解を述べている。

「マルコス・レオナルドはゴールの決め方を知っており、ゴール前で非常に能力がある。イタリアに行くには戦術レベルで多くのことを学ばなければならないかもしれないが、彼は聡明な青年だ。175cmで身長はそれほど高くないが、技術的なクオリティを持っており、ローマにとって素晴らしい新戦力になることができるだろう」

「これは1月中に成立する可能性のある取引だ」

「私はサントスの幹部のことをよく知っており、ローマのチアゴ・ピント(ゼネラルマネージャー)ともそれについて話したことがある。おそらくローマは1月か7月に彼と契約するだろう」

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