中上貴晶、スプリント11位「厳しさが続いたなか、うれしい結果。マシンのフィーリングが向上」/第15戦インドネシアGP

 10月14日、2023年MotoGP第15戦インドネシアGPの予選がマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は20番手を獲得し、スプリントレースは11位で終えている。

 インドネシアGP初日のプラクティスで17番手だった中上は、土曜日の予選Q1では20番手とさらにポジションを落とした。後方のグリッドからスプリントに挑むことになったが、好スタートを決めてオープニングラップで15番手まで浮上すると、その後も確実にポジションを上げ、11位を獲得した。

 中上はスプリントに向けていくつかの調整を行った。その結果、マシンのフィーリングが向上し、10位争いのグループで戦うことができた。ポイントを獲得することはできなかったが、スプリントで得たデータを生かし決勝レースに挑む。

■ 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)予選:20番手/スプリントレース:11位
「予選まで厳しい走りが続いていたので、正直うれしい結果です。ポイント獲得までもう少しでした。今日は、マシンのバランスを少し変えただけでフィーリングがとても良くなり、コーナーリングにも自信を持てるようになりました。いい方向に向かっているので、この調子を維持して頑張りたいです」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第15戦インドネシアGP

© 株式会社三栄