九州高校野球長崎県大会 きょう決勝 長崎日大と海星

 第153回九州地区高校野球長崎県大会第9日は14日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準決勝が行われ、長崎日大と海星が決勝に進み、九州大会(28日~11月3日・福岡)出場権を獲得した。春季を含めて長崎日大は5季連続28度目、海星は3季連続46度目の九州大会で、選抜大会(甲子園)出場への重量資料となる秋季は長崎日大が4年連続、海星が3年連続で県代表となった。
 長崎日大は大崎に4-0で快勝。エース西尾が八回まで毎回の17奪三振で完封した。打線は三回に先頭立石莉の右前打と犠打で好機をつくり、2死二塁から加藤の右前適時打で先制。五回に2死満塁から再び加藤が走者一掃の左中間三塁打を放ってリードを広げた。
 海星は瓊浦に10-0で七回コールド勝ち。初回1死一、三塁から尾濱が左前適時打を放つと、さらに濱部と田川の連続2点適時打で一挙5点を先行した。二回に長短5安打を集中して3点、七回はバント二つを絡めて2点を追加。投げては加茂が7回2安打で零封した。
 最終日は15日、ビッグNで3位決定戦(9時30分)と決勝(13時)を実施する。


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