バナナはどの状態まで食べられる?真っ黒になっている場合は?腐っているサインも解説

バナナの賞味期限の目安

バナナは果物の中でも比較的安価で、栄養価が高く、幅広い年齢層から親しまれています。でも、保存環境があっていないとすぐに劣化してしまいますよね。バナナの賞味期限の目安は、時期によって異なります。

  • 春・夏…2~4日程度
  • 秋・冬…7~10日程度

気温が高いと追熟がどんどん進み、気づいたときには劣化しているかもしれません。

バナナはどの状態まで食べられる?真っ黒になっている場合は?

バナナは、どのような状態になったら食べるべきではないのでしょうか?真っ黒になっても食べられるのかを解説します。

黄色や黒い斑点が皮に出ているときは、食べても大丈夫!

バナナの皮が鮮やかな黄色や茶色や黒っぽい斑点が出ているときは、実に異常がない状態であることが大半です。皮をむいて、美味しくバナナを食べましょう。

黒っぽい斑点はシュガースポットといい、熟してきたときのサイン!糖度が上がり、適度に実が柔らかくなっているので食べごろです。

ただし、気温が高い場所でバナナを放置してしまうと、皮が変色するだけでなく実が劣化してしまいます。劣化しているバナナを食べてしまうと食中毒を起こす恐れがあるので、「ちょっとおかしいな」と思ったものは食べない方が無難です。

皮が真っ黒…食べても問題ない基準って?

皮が真っ黒に変色しているとなると、食べて大丈夫なのか不安に感じる人も多くいるでしょう。

  • バナナを房から外してラップにくるみ、野菜室で保存していた
  • 皮をむいたら実は真っ白で、適度な固さが保たれている

上記の条件がそろっている場合は、皮が黒くなっていても問題なくバナナを食べることが可能です。異臭や実の状態の劣化がみられないか、まずは十分観察しましょう。実の固さや味と香りの異変がないかをしっかりとチェックして食べてください。

バナナを落下させて皮が真っ黒になっているとなると、デリケートな実の部分が黒っぽく変色している恐れがあります。こういった場合は、劣化している可能性があるため食べるのはNG!

バナナが腐っているサイン

バナナが腐っているサインは、以下の通りです。

  • 実に異変がある…ぐにゃぐにゃになっている・実が溶けている・黒や茶色に変色している・食べたとき、舌がピリピリした・バナナではない味になっている
  • 皮などに異変がある…白っぽいカビのようなものが生えている・皮にしわが寄っている
  • 香りが変わっている…バナナ独特の香りではなく、酸味の強い香りになっている・腐敗臭がする

バナナは、温度変化に弱いデリケートな果物です。衝撃に弱く、ちょっとしたことですぐに傷んでしまいます。温度が安定いない場所や直射日光が当たる場所、高温多湿の場所での保存は絶対にNG!

まとめ

バナナの皮が黒っぽくなっていると、傷んでしまったのではないかと不安になるものです。そういったときは、バナナの皮をむいて実が無事かどうかを確認してみましょう。実がキレイであれば、食べても問題ないことが多いです。

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