最終ラウンド中止で36ホール短縮 櫻井心那が今季4勝目

競技短縮により今季4勝目が決まった櫻井心那 ※撮影は大会2日目(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇富士通レディース 最終日(15日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6679yd(パー72)

大会事務局は午前10時54分、朝から降り続く雨に伴うコースコンディション不良により最終日の中止を決定した。競技は36ホール短縮となり、2日目の終了時点で通算12アンダー単独首位に立っていた櫻井心那が優勝。今季4勝目を飾った。

国内女子ツアーで最終日に最終ラウンドが中止になったのは、今年8月「ニトリレディス」以来。賞金は100%支払われるが、賞金ランキング加算は75%。年間タイトルを争うメルセデスランキングの加算ポイントは3日間競技として付与される。

大会サイドは当初、54ホール競技成立のため、6月「リシャール・ミル ヨネックスレディス」以来となるセカンドカットも実施。第2ラウンド終了時点の143ストローク(通算1アンダー)52人の予選通過者を141ストローク(通算3アンダー)までの38人に絞り、定刻から120分遅れの午前10時に最終ラウンドを開始したが、アウト4組目スタート前の午前10時54分に中断となり、天気の回復が見込めず中止が決定した。

<上位成績>
優勝/-12/櫻井心那
2T/-11/岩井千怜、阿部未悠
4/-10/川崎春花
5T/-9/竹田麗央、山下美夢有
7T/-8/桑木志帆、森田遥
9T/-7/稲見萌寧、仁井優花、上田桃子、永井花奈

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