エゴマの香り抜群な万能たれ発売 軽米高、企業と初タッグ

「Egoma万能たれ」を開発した軽米高の生徒ら

 軽米高(亀山丈校長、生徒120人)の2年生5人は軽米町円子の大黒醤油(坂本剛社長)と「~ひとくちで恋に落ちる~Egoma万能たれ」を開発した。同町特産のリンゴの甘みとエゴマの香りが引き立つこだわりの新製品で、焼き肉やサラダなどに幅広く使える。同校と企業が連携して商品化するのは初めて。15日に発売し、町の新たな魅力を食卓に届ける。

 5人は「総合的な探究の時間」を活用して取り組んだ。「一口でおいしいと恋に落ちてもらえるような味」を目指し、昨年7月に着手。同社の濃口しょうゆ「ことぶき」をベースに試作を重ね、地域おこし協力隊員のアドバイスをもらいながら改良を繰り返した。

 15日から町内のミル・みるハウス(晴山)とたけさわストア(軽米)で販売する。1本200ミリリットル入りで648円。今後の反響を見ながら販路拡大を検討する。問い合わせは大黒醤油(0195.45.2820)へ。

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