ディズニー100周年記念作『ウィッシュ』“願い星に選ばれた少女”アーシャ日本版声優に生田絵梨花が抜擢

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時代を超えて人々の心を動かし続けてきたウォルト・ディズニー・カンパニー。61作品にも及ぶ長編アニメーション映画を世に贈り出してきたディズニーは、今年ついに創立100周年を迎える。その記念作品として新たに贈るディズニーアニメーション最新作『ウィッシュ』が、12月15日(金)より劇場公開。このたび、待望の新ディズニー・ヒロイン“アーシャ”の日本版声優が発表された。

100年のすべてが、この物語に

『ウィッシュ』は、長きにわたりディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を真正面からテーマとして描く、100年の歴史の集大成とも言うべき作品。これまで、『白雪姫』『ピノキオ』『シンデレラ』など、ディズニー作品の主人公たちは強く願う力で道を切り開いてきたが、本作ではそんな主人公たちが願いをかけ、彼女たちを見守ってきた“願い星”の原点が明かされる—。

本作の舞台は、“願いの国”と呼ばれる「ロサス王国」。ここでは自分の一番大切な願いを王様に捧げることで、どんな願いも叶うといわれている。しかし、この物語の主人公である17歳のヒロイン・アーシャは、まだ本当の願いの力を知らなかった—。前向きで明るく、王国の人々を大切に思っている彼女は、ある出来事によってこの夢のような王国に隠された“裏の顔”を知り、ディズニー史上最も恐ろしいヴィランに立ち向かう。

“アーシャ役”日本版声優に生田絵梨花が決定!

記念すべき100周年記念作品の新ディズニー・ヒロインである本作の主人公、願い星に選ばれた少女・アーシャ役の日本版声優を、US本社のオーディションで掴み取ったのは女優の生田絵梨花。

生田は、乃木坂46の中心メンバーとして活躍し、卒業後はミュージカル、ドラマ、映画と幅広く活躍、ミュージカル「MEAN GIRLS」「四月は君の嘘」で主演・ヒロインを務める。2018年には、「モーツァルト!」でヒロインを務め、同年の「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」と2作品での演技に対し、菊田一夫演劇賞を受賞するなど、その圧倒的な歌唱力と演技力で活躍の場を広げ続けている。これまで様々な音楽番組でも、多くのディズニーの名曲を歌いあげ、その美声と表現力で感動を呼んできた生田は、ディズニー作品の声優を務めるのが夢と語るほど、大のディズニー好きでも知られており、本作の公開を知った時、「オーディションがあったら受けたい!」と考えていたことを明かし、遂にその願いが叶う形となった。

「ディズニー声優は夢。願いが叶いました!」

アーシャは、王国で暮らす普通の少女だが、みんなの願いを取り戻すため勇気を振り絞って、ディズニー史上最も恐ろしいヴィランに立ち向かっていく—。そんな彼女の心の変化を表現できる高い演技力が求められるが、US本社のオーディションを経て確かな演技力、高い歌唱力はもちろん、生田自身のまっすぐさと透明感の中にある力強さを感じさせる声がアーシャ像と合致することから、日本版声優の座を見事射止めた。

生田は、オーディション合格を知った際のことを思い返し、「サプライズ的に聞いたので、最初は本当にびっくりして、呆然としてしまったのですが、落ち着いてからマネージャーさんに『合格したよー!』と報告している時に、涙が出てしまいました。ものすごく夢だったので、嬉しかったです。“願い”が叶いました!」と、まさに『ウィッシュ』のテーマである、“願いの力”を体現したようだ。100周年という節目の作品のディズニー・ヒロインの声を担当することに、「100周年を背負うと思うとすごくプレッシャーはあるのですが、一緒に日本版を作ってくださっているチームの皆さんが、私が自由に表現できるように本当に温かく支えてくださっているので、アーシャとして楽しくアフレコをさせていただいています」とプレッシャーを感じながらもアフレコを楽しんでいることを教えてくれた。

新ディズニー・ヒロイン“アーシャ”の魅力について聞かれると、「すごく真っすぐで、優しくて熱い心を持っている女の子なのですが、人のことを想って突き動かされる強さがすごく大きな子。その一方で、お茶目で、くるくる表情が変わったり、私たちにとっても親近感のあるキャラクターだと思います」と話し、まさにディズニーがこれまで描いてきた、“自分の心に真っすぐ”で観客の誰もが自身を投影できるヒロイン像そのものであると明かした。

そんな生田は、魅力的なキャラクター達や、これまでに作られてきたすべてのディズニー・アニメーションらしさが詰まった『ウィッシュ』を、沢山の人に見てもらえることが今の一番の“願い”のようで、「『ウィッシュ』の世界や、キャラクターをきっと愛してもらえるだろうと、今レコーディングしながら思っていますし、そうなるよう、引き続き命を吹き込んでいけたらなと思います」と熱い意気込みを語ってくれた。

本作は『アナと雪の女王』のスタッフ陣が贈るミュージカル作品として楽曲にも注目が集まっており、生田も劇中で歌唱シーンがあるが「ずっとディズニーのキャラクターが好きで、ディズニー作品の歌を歌うことが好きだったので、今回まさか自分のキャラクターとして歌わせていただけるというのは不思議で嬉しい気持ちです」と感慨深く語っている楽曲の解禁にも期待が高まる。

公開された特別映像で、生田が暗闇の中で手を伸ばす先に、一点の輝く星が灯り動き始める。星は『ウィッシュ』のキャラクターの願い星“スター”に姿を変え魔法を降り注ぎ、生田がスターに導かれるように走り出すと、美しい満天の星空が画面に広がり、さらには、シンデレラ城まで出現。これまでにない、100周記念の新ディズニー・ヒロインの紹介にふさわしい映像となっている。

ディズニー100年の歴史の集大成であり、これからの100年の行き先を指し示す特別な作品『ウィッシュ』。長きにわたり“願いの力”を描き続けてきたディズニーの“原点”と“未来”が、ここに——。

『ウィッシュ』は12月15日(金)より全国公開

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