トリミングサロンで断られてしまう犬の特徴5選!ダメな理由とは?カットはどうすればいいの?

トリミングサロンで断られてしまう犬の特徴5選

多くの犬は定期的にトリミングサロンへ行き、トリマーさんに毛をカットしてもらいます。しかし、中にはトリミングサロンで「うちではお受けできません…」と断られてしまうわんこも…。

ここでは、トリミングサロンで断られてしまう可能性の高い犬の特徴を紹介するので、皆さんの愛犬に当てはまっていないかチェックしてみましょう。

1.義務付けられているワクチン接種を受けていない

犬は法律で狂犬病ワクチンなどのワクチン接種を受けることが義務付けられています。ほとんどの飼い主さんは時期が来たら、しっかりとワクチン接種を毎年受けさせていると思いますが、中にはワクチン接種を怠っている飼い主さんもいるのが現状です。

そんな義務付けられているワクチン接種を受けていない犬は、トリミングサロン側としても安全性が確保できないため、予約を受けることができないとお断りするところが多いでしょう。

2.酷い吠え癖や噛み癖が改善されていない

吠え癖や噛み癖などの攻撃的な行動をしつけによって改善されていない場合、カットしている最中に犬だけでなく、トリマーさんも共に怪我をしてしまう危険性があるため、予約を断られることが多いです。

他にも短時間でもじっとしていられず、動いてしまったり暴れたりする犬の場合は、次回から「うちではお受けできません」とお断りされてしまうことがあります。

3.水やドライヤーでパニックになってしまう

水やドライヤーの音・風に慣れていないと、犬によってはパニックを引き起こしてしまうこともあります。水やドライヤーの音に非常に敏感でパニックになってしまう犬は、怪我の危険性があるためお断りされるケースがあります。

また、パニックによって心臓発作を起こしてしまうなどのリスクもあるため、犬の健康面を考えても「お受けできません」とお断りするサロンさんが多いようです。

4.持病を持っている

持病を持っている犬の場合、施術中にストレスがかかり発作を引き起こしたり、突然死してしまう危険性もあるため、お断りするトリミングサロンが多いです。

最近では病院に併設しているトリミングサロンや、病院のメニューの1つにカットメニューが含まれているところもあるので、持病を持っている犬はそうした場所でカット施術を受けると良いでしょう。

5.初回の時点で既に高齢期に入っている

初めて予約する時、すでに10歳を超えている…など高齢期に入っている場合、サロン側が高齢犬の現在の健康状態が正確に把握できていないという理由から、お断りされることがあります。

これはカット施術によって高齢犬は特に負荷がかかりやすく、体力・気力共に大きなストレスがかかるからです。

突然体調を崩してしまったり、ストレスによって心臓発作や呼吸困難を引き起こしてしまう危険性などを考慮して、断られる場合があります。

サロンで受け入れてもらえない…カットはどうすればいい?

通常のトリミングサロンで受け入れてもらえない場合、理由として挙げられた問題点を改善することで再び予約を受けてもらえることも多いです。

例えば、しつけが完了していない場合はドッグスクールに通ってしつけが完了した後、修了証などを提示して再び予約すると良いでしょう。水やドライヤーにあらかじめ慣れさせておくことも大切ですね。

持病を持っている犬や高齢犬の場合は、病院が併設されているトリミングサロンや、カットメニューが入っている病院へ連れて行くことをオススメします。発作が起こったり体調不良になっても、適切な処置を受けることができるので安心ですよ。

まとめ

いかがでしたか。トリミングサロン側が施術を断るのには、犬の健康や命を守る上で重要な理由があることを忘れてはいけません。どのような問題点があるのか理解した上で、適切に対応したり愛犬に合ったトリミングサロンを見つけてあげましょう。

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