小橋賢児「息止め5分」授賞式で謎目標も!『OCEANS』が今年一番いい顔していた人に平原颯馬・皆川賢太郎ら8人選出

メンズライフスタイル誌『OCEANS』(ライトハウスメディア)が「今年一番いい顔をしていた人」を選出する「OCEANS Feel So Good Award-The Best Wellbeings-」の授賞式が10月14日、東京・渋谷PARCOで開催され、クリエイティブディレクター・小橋賢児、プロサーファー・平原颯馬、元日本アルペンスキー代表・皆川賢太郎が登壇した。

同Awardでは「The BEST Wellbeings」をテーマに、ライフとワークのどちらかを犠牲にするのではなく両方を満たし輝いている人を選出。初開催となる今年は以下の面々が受賞した。

「オンもオフも諦めないライススタイルを提案し続けている」という同誌統括編集長・原亮太が挨拶しアワード概要を説明。ただ、オフの部分に日が当たらないと感じていたとし、「それなら、オン・オフの両方で輝いている人を表彰する賞を作り、さらにその世界観を共有することで広めて行きたい」と話す。

挨拶の後、小橋、平原、皆川の3人が登壇。クリエイティブディレクターとして「東京2020パラリンピック」(21年)で閉会式のショーディレクターを務め、25年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)催事企画プロデューサーに就任している小橋は、サーフィンをしたり雪山に行ったりするといい、「僕の仕事でいうと、イベントという結果は派手なのですが、日々は色んな人との打ち合わせなど地味な作業の連続で、長期戦になります。そういった中でメンタルを保てているのはまさに自然とのバランスのおかげ」と受賞を喜んだ。

8歳からサーフィンを始め現在はパリオリンピック出場と世界最高峰のサーフリーグを目指し挑戦中の平原。「サーフィンをずっとやっているというライフスタイルで賞を頂けて光栄です」。また、長野(1998年)、ソルトレークシティ(2002年)、トリノ(06年)、バンクーバー(10年)と4大会連続で冬季オリンピックに出場したアルペンスキー元日本代表の皆川も「今はそのまま雪の上でスキー場の経営などをしています。自分のライススタイルそのものが雪の上にあるので、そういったライフスタイルで選んで頂いたのだなと思って、光栄に思っています」と喜びを語る。

トークショーでは「2024年に挑戦したいこと」を3人が回答。冒頭から「息止め5分」と会場を笑わせた小橋。毎朝ルーティンで息止めをしていることを語った。息を止めると脳が苦しくなるもののその苦しさを超えるメソッドだという。「息を止めていられる時間は3分から4分程度だが、5分行けたら」と目を輝かせる。それを受けて皆川は「小橋さんのルーティンはよく見ていて、ぼくらもマネさせられる。次は息止めかあ…」と苦笑していた。

平原は「メンタワイでサーフィン!!」と回答。インドネシア・メンタワイにて船旅をしながらサーフィンをすることは「サーファーにとっての夢」という。

皆川は「SAVE THE SNOW」の活動を実践しているといい、毎年40トンほど出る、雪山でのレンタル廃材のリサイクル活動を続けたいという。「この20年で(世界の)氷河が明らかになくなっているんです。すごく危機感を持っている」と、環境保護が念頭にあるとコメントした。

3人以外の受賞者は以下の通り。俳優・小栗旬(SEIKO特別賞 ダブル受賞)や、中村アン(JEEP特別賞)、井浦新(TUMI特別賞)ら8人が選ばれた。特設サイトおよび11月25日発売の『OCEANS』誌面で特集される。

【OCEANS Feel So Good AWARD 受賞者(※発表順)】
小栗旬(俳優)
Lee kyon tak(ディストリビューター /プロデューサー)
小橋賢児(The Human Miracle株式会社 代表取締役 /クリエイティブディレクター)
皆川賢太郎(元アルペンスキー日本代表/株式会社HEIDI 代表取締役社長)
本間貴裕(SANU Founder兼Brand Director)
平原颯馬(プロサーファー)
<特別賞>
小栗旬(SEIKO特別賞 ダブル受賞)
中村アン(JEEP特別賞)
井浦 新(TUMI特別賞)

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