島田珠代「同情の眼差しに動悸が…」SDGs-1大会で苦悩吐露

『京都国際映画祭』のプログラムで、お笑いを通して楽しくSDGsを伝える『よしもとSDGs LIVE』。10月14日、そのイベント内でよしもと新喜劇座員による『SDGsソング-1グランプリ』が開催された。

島田珠代の舞いがインパクトを残した「マツダ紙工業」

同大会は毎日放送とのコラボ企画として、同局の番組『よしもと新喜劇NEXT~小籔千豊には怒られたくない〜』と連動。よしもと新喜劇の「ギター芸」で知られる松浦真也が作詞・作曲した3曲を、新喜劇座員とSDGsに取り組む企業の社員たちで構成されたチームが演奏し、グランプリを競い合う。

一番手の「マツダ紙工業」チームには、ベテラン座員の川畑泰史と島田珠代が参加。川畑がボーカルをつとめる演歌調の曲にあわせ、ダンサーの島田がお馴染みのギャグ「パンティーテックス」「チーン」を繰り出しながら縦横無尽に舞うカオスなステージに、審査員長の西川きよしは「こんなん、僕らが評価できるんですか・・・」と戸惑いを隠せない様子。

さらに、香りを噴出する機器と音楽を組み合わせた「アロマジョイン」チーム、ふんどし一丁の新喜劇座員たちがバックダンサーとして登場した「ラパン」チームと、個性的なパフォーマンスが続く。

トップバッターで強烈な印象を残した「マツダ紙工業」チームを抑え、グランプリに輝いたのはまさかの「ラパン」チーム。審査員の西川とお笑いコンビ・ダブルヒガシは「もめたんですよ。全部のチームがよくて・・・」とジャッジに悩んだことを明かした。

また、ステージが終わり自身のダンスを振りかえった島田は「ああいうテンポで踊って、ウケたためしがないんです。もしやと思ってお客さんを見たら、同情の眼差しで。目の前が緑になり、動悸、耳鳴りが・・・」と話し、大会の熾烈さがうかがえた。

『よしもと新喜劇NEXT presents SDGsソング-1グランプリ』の模様は「よしもと新喜劇 NEXT特番(仮)」(MBS)にて、11月15日に放送される予定。

取材・文・写真/つちだ四郎

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