愛知の離島キャンプ、荒天で救助 SNSグループ一部は残留

 15日午前2時40分ごろ、愛知県西尾市東幡豆町浦和沖約1.5キロの沖島でキャンプをしていたグループから、風雨に耐えきれないと海上保安庁に通報があった。三河海上保安署によると、20~30代のフリーター男女5人が救助され、けが人はいなかった。海保は、現地にいた全員に退避を促したが、2人はそのままキャンプを続けた。

 海保によると、交流サイト(SNS)を通じて集まった12人が14日午前10時ごろ、渡し船で同市の港を出発。砂浜でキャンプをしていたが、風雨が強まり、5人は同日夕、自分たちで手配した船で帰港した。15日未明、天候はさらに悪化し、救助要請があった。

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