リバプール、サラーの後釜第一候補はバイエルンFWサネ… クラブ史上最高額更新の覚悟も

[写真:Getty Images]

リバプールはエジプト代表FWモハメド・サラー(31)の後釜として、バイエルンのドイツ代表FWレロイ・サネ(27)に目をつけているようだ。イギリス『ミラー』が報じた。

今夏はブラジル代表FWロベルト・フィルミノやイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン、ブラジル代表MFファビーニョといった主力選手を次々にサウジアラビアへと放出したリバプール。その触手はサラーにも伸び、アル・イテハドからは総額1億5000万ポンド(約272億円)に上るオファーが舞い込んだとも報じられたが、リバプールは頑なにエースの放出を認めなかった。

しかし、サラーとリバプールの現行契約は2025年6月まで。移籍市場閉幕後もサウジアラビアからのサラーへの関心は絶えておらず、来夏サウジ・プロ・リーグ行きが実現することも十分に考えられる。

そんな中、リバプールはサラーの後釜としてバイエルンのサネを第一候補に挙げているとのこと。現時点でリバプールの移籍金クラブレコードはウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの8000万ポンド(約145億円)となっているが、これを上回る覚悟もできているという。

シャルケで頭角を現したサネは2016年8月にマンチェスター・シティへと移籍し、2017-18シーズンにはイングランドプロサッカー選手協会(PFA)が選出する年間最優秀若手選手賞を受賞。4シーズンに及ぶプレミアリーグでの戦いを経て、2020年7月にバイエルンへと移籍し、現在はブンデスリーガ4シーズン目に突入している。

今シーズンは開幕から7試合で6ゴールと好スタートを切っているサネ。そんな27歳に対してはレアル・マドリーも関心を寄せているようで、今後の去就に注目が集まる。

© 株式会社シーソーゲーム