ミランを救った代役GKジルーの誕生秘話、プリシッチが明かす 「俺がやるって直訴したけど、GKコーチが…」

代役GKとしてミランを救ったことで話題になったFWオリヴィエ・ジルー。

8日に行われたセリエA第8節ジェノア戦でチームを1-0の勝利に導いた。

後半42分にクリスティアン・プリシッチが先制ゴールを奪った後、後半アディショナルタイムにGKマイク・メニャンが退場。

ミランはすでに交代枠を使い切っていたため、FWオリヴィエ・ジルーを急遽GKに抜擢したという流れだった。

そのジルーはチームをピンチを救う決死のセーブを見せる場面も(動画3分25秒から)。

ESPNによれば、プリシッチも代役GKに名乗り出ていたようだ。彼は決してキーパーがやりたいわけではないとしつつ、こう述べていたそう。

「何人かの選手が走ってきて、『誰がゴールに入るんだ?』と言ったんだ。

自分は『俺がやる。必要なら喜んでやる』と言った。

でも、その後にオリヴィエが自分がやると言ったところで、GKコーチは彼のほうがより安全だと同意したんだと思う。

彼のほうが少し大きいからね。でも、自分もOKだった。

とはいえ、彼はすごい仕事をしたので、それにはとても嬉しかったよ」

身長178cmのプリシッチは代役GKになることを直訴したものの、GKコーチが193cmのジルーに任せることにしたとか。

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なお、ミランはジルーをGKとして選手一覧に掲載したが、今でもそのままになっている。

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