敦賀気比が帝京長岡との延長戦制す 2023秋の北信越高校野球大会準々決勝

第149回北信越高校野球大会準々決勝・帝京長岡―敦賀気比 九回表、勝ち越しのホームに生還した敦賀気比・岡部飛雄馬=10月15日、福井県福井市の福井フェニックススタジアム

 来春の第96回選抜高校野球大会の選考資料となる第149回北信越地区大会は10月15日、福井県内2球場で準々決勝4試合を実施。福井フェニックススタジアムの第1試合は敦賀気比(福井3位)が帝京長岡(新潟2位)を11-5(延長十回)で下し、準決勝に進出した。敦賀気比が計19安打で打撃戦を制した。

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敦賀気比 100  000  022  6…11 001  020  002  0…5 帝京長岡

■帝京長岡 茨木佑太、ショーコウ・ソ、林慶太朗―有馬凛空

■敦賀気比 竹下海斗、丹尾好誠、竹下―中森昂、小林拓斗

▽本塁打 茨木(帝京長岡)

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 敦賀気比は初回、1死三塁から野道諒彌の適時打で先制。逆転され迎えた八回、1死二、三塁で竹下海斗の内野ゴロの間に三塁走者が生還し1点差に詰めると、2死一、三塁の場面で丹尾好誠が適時打を放ち同点とした。九回、先頭打者の岡部飛雄馬が右中間を破る三塁打で出塁すると続く西口友翔が適時打を放ち勝ち越した。さらに竹下の犠飛で1点を加え、引き離した。

 再び同点に追いつかれ迎えた十回、無死満塁から小久保稀世斗の適時打で勝ち越すと、嘉村幸太郎と野道の適時打などでこの回計6点を挙げた。この試合、計19安打11得点の猛攻で試合を制した。

 帝京長岡は三回、2死一、三塁の場面で渡邉侑耶が適時打を放ち同点に追いついた。五回には無死一、三塁から木村昂暉の適時打で勝ち越し。茨木佑太も適時打を放ち、この回計2点を挙げ逆転した。九回裏には茨木のツーランで同点に追いつき、延長戦に持ち込んだが、その後得点を挙げることはできなかった。

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