来春の第96回選抜高校野球大会の選考資料となる第149回北信越地区大会は10月15日、福井県内2球場で準々決勝4試合を実施。福井フェニックススタジアムの第1試合は敦賀気比(福井3位)が帝京長岡(新潟2位)を11-5(延長十回)で下し、準決勝に進出した。敦賀気比が計19安打で打撃戦を制した。
⇒【写真特集】帝京長岡―敦賀気比(写真26枚)
敦賀気比 100 000 022 6…11 001 020 002 0…5 帝京長岡
■帝京長岡 茨木佑太、ショーコウ・ソ、林慶太朗―有馬凛空
■敦賀気比 竹下海斗、丹尾好誠、竹下―中森昂、小林拓斗
▽本塁打 茨木(帝京長岡)
⇒【帝京長岡―敦賀気比】全打席の結果はこちら
敦賀気比は初回、1死三塁から野道諒彌の適時打で先制。逆転され迎えた八回、1死二、三塁で竹下海斗の内野ゴロの間に三塁走者が生還し1点差に詰めると、2死一、三塁の場面で丹尾好誠が適時打を放ち同点とした。九回、先頭打者の岡部飛雄馬が右中間を破る三塁打で出塁すると続く西口友翔が適時打を放ち勝ち越した。さらに竹下の犠飛で1点を加え、引き離した。
再び同点に追いつかれ迎えた十回、無死満塁から小久保稀世斗の適時打で勝ち越すと、嘉村幸太郎と野道の適時打などでこの回計6点を挙げた。この試合、計19安打11得点の猛攻で試合を制した。
帝京長岡は三回、2死一、三塁の場面で渡邉侑耶が適時打を放ち同点に追いついた。五回には無死一、三塁から木村昂暉の適時打で勝ち越し。茨木佑太も適時打を放ち、この回計2点を挙げ逆転した。九回裏には茨木のツーランで同点に追いつき、延長戦に持ち込んだが、その後得点を挙げることはできなかった。
福井新聞D刊で北信越大会の全打席を速報
福井新聞社は、電子新聞「福井新聞D刊」で北信越高校野球大会の全試合を打席ごとに速報します。プレー写真も更新し、スマートフォンやパソコンで試合の流れが楽しめます。ホームページ「福井新聞ONLINE」ではイニング速報のみ公開します。
⇒福井新聞D刊で全打席速報 登録はこちら