こども夢二新聞 入賞者20人表彰 岡山、最優秀は清輝小2年浅越君

小嶋館長(右)から賞状を受け取る館長賞の浅越君

 夢二郷土美術館(岡山市中区浜)は15日、瀬戸内市出身で大正ロマンを代表する画家・竹久夢二をテーマに募集した「こども夢二新聞」の表彰式を同館で行い、入賞者20人をたたえた。

 小嶋光信館長、山陽新聞社の田中宏典取締役読者局長が「自分ならではの視点で調べ、考え、まとめた作品はどれも素晴らしい」などとあいさつし、入賞者に賞状と記念品を手渡した。

 最優秀の館長賞に輝いた岡山市立清輝小2年浅越湊太君(8)は「夢二生家記念館・少年山荘に行って、面白いと思ったところを『お庭番頭』の黒猫・黒の助の目線でまとめました。読む人に楽しんでもらえるように黒の助探しのゲームも考えました」と話した。

 こども夢二新聞の募集は今年で13回目。県内の小中学生計125人が応募した。同美術館では29日まで入賞作など26点を展示。同記念館(瀬戸内市邑久町本庄)では同日まで、その他の作品を観賞できる。

 他の入賞者は次の皆さん。(敬称略)

 山陽新聞社読者局長賞 猪野日万莉(邑久小5年)▽優秀賞 山本俊(味野小3年)浅越響太(清輝小5年)上山希花(邑久小5年)▽デザイン優秀賞 柿本紗依(横井小6年)▽奨励賞 棗田千穂(津島小3年)谷野楓華(富田小5年)上村茉央、有安香乃(邑久小5年)山本奎(大安寺中等教育学校2年)▽佳作 浅越陽太(岡山大付属小1年)赤嶺心咲、小林暖奈、安藤茜音、井上莉緒、神田彩羽、安達明夏、森上直美(邑久小5年)、三枝日菜乃(岡山大付属中1年)

最優秀の館長賞に選ばれた浅越君の作品

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