来春の選抜高校野球大会の選考資料となる第149回北信越地区高校野球大会は10月15日、福井県内2球場で準々決勝4試合を実施。福井県営第1試合は、日本航空石川(石川2位)が関根学園(新潟3位)に13-6で七回コールド勝ちを収め、準決勝進出を決めた。日本航空石川は計14安打と打線が爆発した。日本航空石川は21日、決勝進出を懸け敦賀気比(福井3位)と対戦する。
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日本航空石川 310 800 1…13 113 000 1…6 関根学園
■日本航空石川 蜂谷逞生、川俣謙心、猶明光絆-冬木蓮太郎 ■関根学園 鈴木興丞、佐伯大和、深町正眞、池田栞太-西戸航希
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日本航空石川は一回、二塁打の加藤一翔と四球の早川勇人を二、三塁に送り、荒牧拓磨の右前打で1点先制。1死一、三塁からボークで1点を加えた。さらに1死満塁から冬木蓮太郎が中前へ運び3点目を奪った。4-5で迎えた四回には1死満塁から押し出しで同点に追いつくと久々江翔吾が中前に運び7-5と勝ち越し。冬木、川俣謙心の連続タイムリーや押し出し、河田拓斗の犠飛で加点し、この回一挙8点をあげた。
関根学園は2点差を追う三回、植木琉友の内野安打や四球で無死満塁と攻め、片桐優の左前打で1点差。続く谷島優輝の内野ゴロが進塁打となり同点とし、1死一、三塁で大平慈温がスクイズを決め逆転に成功した。試合の流れを引き戻したかに見えたが、四回の大量失点後は失速した。