原木マイタケ、一気に成長 宮古・川井地域で収穫、品質良く

収穫が終盤を迎えている特産の原木マイタケ

 宮古市の川井地域で、原木マイタケの収穫が終盤を迎えている。夏の暑さが長引き例年より2週間ほど遅れたが、今月上旬から一気に成長が進んだ。

 同市川内の道の駅やまびこ館裏手の圃場で13日、川井産業振興公社の佐々木孝営業課長(53)は、黒々としたマイタケを手に取った。大きい個体は直径約40センチ、重さは3キロにもなる。今季は低い気温と程よい湿度が安定する好条件下で育ち、身がしっかりして品質が良いという。

 やまびこ館産直などに18日ごろまで並ぶ予定。同駅や道の駅区界高原の飲食施設では、マイタケを使った期間限定メニューも楽しめる。

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