セブン‐イレブン、国産小麦粉の使用を拡大 来春に全て調理麺に採用 品種改良進みパンにも使用

セブン‐イレブン・ジャパンは、食品の持続可能な調達に向けて、国産小麦粉の使用を拡大している。

来年春には調理麺のすべてに国産小麦粉を使用し、その後はパンに使用する強力粉についても国産化を進めていく方針。

強力粉の国産化について、青山誠一取締役常務執行役員商品戦略本部長商品本部長は9月20日の方針説明会で「品質的にもコスト的にも北米産の小麦で作るのが、ある意味、パン業界の常識。ただ、品種改良も進んでおり、国産小麦で作られる強力粉も非常に良いものが増えてきている。強力粉を使っていくことが小売としての役割だと考えており、当社としては国産小麦で作られた小麦粉を積極的に使っていく姿勢を打ち出している」と説明した。

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