スターダムの最強タッグチーム決定リーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」が15日、東京・大田区総合体育館大会で開幕。第3試合では、鈴季すず&星来芽依組がレッドゴッデス公式リーグ戦で世羅りさ&柊くるみ組と激突。15分時間切れドローに終わり、両チームが勝ち点1を獲得した。
当初は第6試合に組まれていたが、第3試合前に行われた出場全チームによる入場式で世羅と柊が、かつてプロミネンスで盟友関係だった鈴季をリングに引きずり込んで襲撃。星来が救出してきた流れでゴングが鳴り、急きょ試合がスタートした。
今夏の5☆STAR GPを制して勢いに乗る鈴季だが、世羅との顔面への打撃戦で消耗し、巨漢の柊からはフットスタンプとラリアートで狙われピンチになる場面も。それでも星来との連携技で巻き返し、柊にテキーラ・ショットを発射したが仕留めきれなかった。
鈴季は「お前ら気が早いよ」と奇襲を振り返り「お前らの強さとしぶとさは分かっているが、一緒にやってきた頃の鈴季はもういない。お前らより高いところに登り詰めようとしているんだ。邪魔をするな」と言い放った。
世羅は「奇襲を仕掛ければ勝てると考えたが、相手もこちらの事を知りすぎている。挑発を受けることは分かっていたけれど、鈴季は5☆STARを優勝してノっている」とプロミネンスを脱退した鈴季の力を認めた。〝打倒・鈴季すず〟を誓っていたが、開幕日に因縁の試合を消化。「方向転換だ。優勝してアイツに並んで、もう一度ボコボコにしたい」と意気込んだ。
同リーグ戦は7チームずつレッドゴッデス、ブルーゴッデスに分かれ、各組1位が11・12長岡大会での優勝決定戦に進出する。
(よろず~ニュース・山本 鋼平)