北陸が東京都市大塩尻を下し4強、先発井黒が完封 2023秋の北信越高校野球準々決勝

第149回北信越地区高校野球大会準々決勝・北陸-東京都市大塩尻、被安打3の完封を果たした北陸の井黒晃佑=10月15日、福井県営球場

 来春の第96回選抜高校野球大会の選考資料となる第149回北信越地区高校野球大会は10月15日に福井県内2球場で準々決勝4試合が行われた。福井県営第2試合は、北陸(福井1位)が東京都市大塩尻(長野2位)を1-0で下し、準決勝進出を決めた。先発した井黒晃佑が相手打線を3安打に抑え完封を果たした。

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■北陸 井黒晃佑-小矢宙歌 ■東京都市大塩尻 城倉-黒澤

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 先発した井黒晃佑は前日の小松大谷戦で2イニング3失点と精彩を欠いたが、この試合では本領を発揮した。球威のある速球と落差のある変化球を低めに集めて凡打の山を築き、五回までノーヒットピッチング。九回に1死二塁のピンチを迎えたが、危なげなく後続を打ち取り試合を終わらせた。

 打線は四回、死球と谷嵜朋史の内野安打から1死一、三塁とすると、澤田大地が中前へ運び貴重な先制点を手にした。

 北陸は21日、決勝進出を懸け星稜(石川1位)と対戦する。

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