15日、2023シーズンのJリーグYBCルヴァンカップ決勝カードが決定した。
11月4日に行われる決勝。その舞台への進出をかけ、15日に準決勝第2戦が行われた。
準決勝の1カードは、名古屋グランパスvsアビスパ福岡。リーグ戦で上位につけながらも6戦未勝利と一気に調子を落としている名古屋と、リーグ戦4戦無敗、後半戦は12試合で8勝を上げて調子を上げている福岡が対戦した。
第1戦は福岡のホームで1-0と福岡が先勝していた中、第2戦は豊田スタジアムで開催。名古屋にとっては FIA 世界ラリー選手権の開催の影響で、今シーズンの豊田スタジアムでのラストマッチとなった中、開始5分のウェリントン弾を守った福岡が0-1で勝利。2戦合計0-2でクラブ史上初の決勝に駒を進めた。
また、もう1カードは浦和レッズvs横浜F・マリノス。共にリーグ戦でも上位に位置し、優勝争いをする両者が対戦した。
第1戦は横浜FMがホームで1-0と勝利。第2戦は埼玉スタジアム2002での試合となった中、試合はスコアが動かずにこう着状態に。それでも後半にPKを得るとアレクサンダー・ショルツが決めて2戦合計1-1に。このまま延長かと思われたが、後半アディショナルタイムにハンドで再びPKを獲得。これを決め切り、2戦合計2-1と逆転。浦和が2016年以来7年ぶりの決勝進出を決めた。
これにより、11月4日(土)の13時５分から国立競技場で行われる決勝は、福岡vs浦和に決定。福岡は初優勝、浦和は3度目の優勝を目指す戦いに注目が集まる。
