【東京女子】乃蒼ヒカリ&角田奈穂のプリンセスタッグ王座に挑戦する宮本もかが大奮闘「じゅりあさんと2人でなら絶対に勝てる」

15日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXにて東京女子プロレスが「TJPW CITY CIRCUIT ’23~品川公演~」を開催。後楽園ホール(10月27日)でプリンセスタッグ王座に挑戦する宮本が奮起を誓った。

第5試合で組まれたプリンセスタッグ王者のふりーWiFi(乃蒼ヒカリ&角田奈穂)との前哨戦は宮本が2人の連係を一人で分断してみせるなど大奮闘。乃蒼に羅生門を決めることはできなかったが。コーナーに登った乃蒼を正拳突きで止め、乃蒼のトラースキックを食らうもボディースラムで叩きつける。

替わった宮本のパートナーの風城が捕まると、宮本が乃蒼、角田にゼロ戦キックを繰り出したがここまで。低空クロスボディーや首固めでも勝負を決められなかった風城が角田の紫電改でフォール負け。

本番までタッグパートナーの長野じゅりあは不在の状況だが、宮本は「私一人でもふりーWiFiに立ち向かうことができた。じゅりあさんと2人でなら絶対に勝てると思うので、この調子で頑張りたい」と気合いを入れた。

なお、第1試合は荒井優希が初の第1試合に登場。新人・鈴木志乃のバックエルボーやスリーパーで攻められる場面はあったものの、ビッグブーツで逆転するとフルネルソンバスターからサソリ固めで一気に試合を決めた。

第2試合はハイパーミサヲ&らくvs桐生真弥&凍雅のタッグマッチ。ミサヲとらくの寝たふりに騙された真弥がミサヲのスプレー攻撃の憂き目に遭う中、らくが凍雅をハリケーンターンで仕留めた。

第3試合は、大久保琉那が憧れる上福ゆきとのタッグが実現し、でいじーもんきー(鈴芽&遠藤有栖)と対戦したが、上福のようにサミングは決められない。それでも上福とともに合体のダブルチョップを放つなど連係も見せた。しかし、上福もでいじーもんきーに排除されると大久保が遠藤のキャメルクラッチでギブアップ。

第4試合は9月の松本大会で予定された伊藤麻希とHIMAWARIのシングルマッチ。HIMAWARIに転ばされるも泣いたふりをしてからの頭突き、さらに世界一かわいいナックル、HIMAWARIの長い髪を使ってのチョーク攻撃と伊藤の独壇場。お姫様落としや逆片エビ固めで奮闘するHIMAWARIを伊藤パニッシュで一蹴した。

セミファイナルの辰巳リカと上原わかなのシングルマッチも5月の浜松大会で予定されていたが、辰巳の欠場で中止になっていたもの。辰巳の首絞めに耐え、ドロップキックを連発する上原だがフォールは奪えず。ツイスト・オブ・フェイト狙いをバックエルボーで返し、側転エルボーから高速ブレーンバスターを決めたがカウント2。スリーパーホールドも極めきれず、飛びつき回転エビ固めからのジャックナイフ式エビ固めも返されてしまう。最後はドラゴンスクリューからの足4の字固めでギブアップ。

【大会名】TJPW CITY CIRCUIT ’23~品川公演~
【日時】2023年10月15日
【会場】東京・品川プリンスホテル内クラブeX
【観衆】286人(満員)

▼第一試合 15分一本勝負
○荒井優希 vs 鈴木志乃●
6分52秒 サソリ固め

▼第二試合 20分一本勝負
ハイパーミサヲ&○らく vs 桐生真弥&凍雅●
7分28秒 ハリケーンターン

▼第三試合 20分一本勝負
上福ゆき&●大久保琉那 vs 鈴芽&遠藤有栖○
8分11秒 キャメルクラッチ

▼第四試合 20分一本勝負
○伊藤麻希 vs HIMAWARI●
8分39秒 伊藤パニッシュ

▼第五試合 20分一本勝負
乃蒼ヒカリ&○角田奈穂 vs 宮本もか&風城ハル●
10分51秒 片エビ固め
※紫電改

▼セミファイナル 20分一本勝負
○辰巳リカ vs 上原わかな●
9分53秒 足4の字固め

▼メインイベント 20分一本勝負
○マックス・ジ・インペイラー&愛野ユキ&原宿ぽむ vs 中島翔子&瑞希&鳥喰かや●
13分0秒 体固め
※ラリアット

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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【動画】宮本の大奮闘を受けた乃蒼&角田の試合後のコメント

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