感謝の和太鼓、見前小が創立150周年 盛岡、菊池雄星投手の母校

和太鼓の演奏を披露する見前小伝承クラブの子どもたち

 盛岡・見前小(山内弘文校長、児童507人)の創立150周年記念式典は13日、盛岡市永井のキャラホールで行われ、子どもたちは歴史の重みをかみしめ、住民らに感謝を伝えた。

 約800人が出席した。伝承クラブの児童18人が和太鼓を披露。オリジナルの「見小ばやし」などを演奏し、威勢のいいかけ声を上げた。4年生の合唱もあり、卒業生で津軽三味線の世界大会で優勝した盛岡市立高3年藤沢悠生さんの演奏も会場を盛り上げた。

 同校は1873(明治6)年に見前尋常小として開校。1947年に現校名となり、これまで1万5696人が卒業した。大リーガー菊池雄星投手もOB。

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