警察や自衛隊車両を展示し、身近に感じてもらう催しが15日、茨城県城里町上入野の競輪場外車券売場「サテライト水戸」で開かれた。南極観測船「しらせ」で持ち帰った氷や石を触るコーナーもあり、子どもから高齢者まで、多くの来場者でにぎわった。
催しは今回で8回目。会場には警察のパトカーや白バイ、自衛隊の小型トラックが登場。子どもだけでなく、大人も車両に乗り込んでみたり、写真を撮ったりして楽しんでいた。自衛隊は〝南極からのお土産〟として氷も展示。触ったり、コップに入れた氷が「パキパキ」と溶けていく音を聞いたりして、遠く離れた南の果ての地に思いをはせた。
同日は地元の音楽愛好家による演奏やマルシェも開かれ、イベントが盛りだくさん。両親とひたちなか市から来た藤沢泰地君(5)は「パトカーがかっこよかった」と声を弾ませた。