“危機管理の展示会” 進化遂げる防災グッズ

関東大震災から100年を迎え防災への意識が高まる中、東京ビックサイトでは危機管理をテーマにした展示会が開催されました。番組では、近年進化を続ける防災グッズに注目して、私たちが出来る災害への備えを取材しました。

江東区有明の東京ビックサイトで行われた「危機管理産業展」。会場には、災害現場で活躍する最新機器やセキュリティ対策のシステムなど、あらゆる危険に対する商品やサービスが展示されました。その中には、進化した防災への備えも…

記者:「こちらの段ボール、約1分で簡易ベットになるということで組み立ててみます。まずは広げます。次に土台を取り付けていきます(組み立てる)最後にこちらを下します。簡単に完成しました」

こちらの段ボールベット、約4トンまで支えられる耐久力を持ち追加でカーテンカバーを取り付ければ避難所でもプライバシーを確保出来ます。

さらに防災意識を高めるための展示も。こちらは高層マンションで関東大震災が発生した時の揺れを再現するシミュレーターです。災害の怖さを実際に体感することで、より防災への意識を高めることが狙いです。展示会の主催者は…

東京ビッグサイト 石原社長:「想像力を持って感じて頂く中で、ますますそういった(防災)分野の理解が深まっていくと思う」

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