シマノ、リール用電池を自主回収 魚釣り向け、発煙や発火の恐れ

シマノが自主回収の対象とした電動リール専用のバッテリー

 シマノは16日、魚釣りに使う電動リール専用のバッテリーが劣化に伴い発煙や発火をする恐れがあるとして自主回収すると発表した。対象は約3万2千個で、一部が過充電を防ぐ性能で法令上の基準を満たしていなかった。昨年7月に釣具店で発煙する事故があり、調査で判明した。

 対象は電動リール専用バッテリー「電力丸」シリーズの全4モデル。2007年3月~22年5月に国内向けに出荷されていた。無償で最新のバッテリーに交換する。

 申し込みは電話で受け付ける。問い合わせは通話無料のシマノ電力丸回収お客様窓口、電話(0120)070505。

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