【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、日本が2026年度の配備開始を目指す国産長射程ミサイルの全種類の配備時期を前倒しできないかどうか検討していることを非難する論評を出した。「再侵略のための軍事的な動きが極めて重大な段階に入ったことを物語っている」と主張した。
論評は、日本は軍事的な野望を実現させるために米国の覇権戦略に積極的に便乗して自衛隊の海外進出を強化していると指摘した。ことし8月に日米韓が首脳会談で3カ国の共同訓練定例化をうたったことは、自衛隊に朝鮮半島を侵略する手順を熟達させ、自衛隊を有事に投入する「入場券」を手にしたものだとも主張した。