知事会見 弾道ミサイルに備え「避難訓練」実施へ

東京都は弾道ミサイルによる有事に備え、都が指定する「一時避難施設」での防災訓練の実施を発表しました。ミサイルを想定した住民の都内での避難訓練は、2018年以来2度目です。

小池知事:「弾道ミサイルというと最初ぎくっとするのが、こんなにしょっちゅう飛ばされるとまたかというのが一番危ない。訓練では、住民に屋内と屋外それぞれの状況に応じた行動を経験してもらいます」

今回の訓練は、小学校や地下鉄の駅などを指定した「一時避難施設」で行われ、11月6日に都営地下鉄練馬駅周辺で実施されます。

ミサイル発射時に「Jアラート」が発令された際、どのような動きをしてどのように避難するのかを知ってもらう狙いです。ミサイルを想定した都内での住民の避難訓練は、文京区で行われた2018年以来2度目です。

東京都では、ミサイルの爆風などから直接の被害を軽減するために1~2時間程度避難できる「一時避難施設」として、約4200の施設を指定しています。

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