キッカケは昨季のCL、守田英正に関心寄せるフランクフルトが2度もスカウト派遣

5大リーグへの移籍の可能性もある守田英正[写真:Getty Images]

スポルティングCPの日本代表MF守田英正(28)に対して、フランクフルトが強い関心を示しているようだ。ポルトガル『レコルド』が伝えた。

2022年7月にサンタ・クララからスポルティングへと完全移籍した守田。ポルトガル3強の一角へと移籍すると、レギュラーポジションを確保。プリメイラリーガ(ポルトガル1部)で29試合6ゴール3アシストを記録すると、チャンピオンズリーグ(CL)でも5試合、ヨーロッパリーグ(EL)でも4試合に出場するなど、公式戦41試合で6ゴール4アシストを記録した。

守田は今シーズンもリーグ戦8試合フル出場、1ゴール1アシストを記録しており、チームの中盤を支えている。

その守田に対し、スポルティングは新契約を結ぶことを考えており、市場価値が1年半で3倍にもなっている現状を考え、ルベン・アモリム監督も待遇改善をクラブに求めているとされている。

デュエルの勝利数やタックル数、さらにはパスのクオリティを持つ守田は当然注目されることに。『レコルド』によれば、フランクフルトが関心を示しており、守田を視察するためにスカウトを2度も派遣しているという。

2022-23シーズンのCLではグループステージでフランクフルトと同居し、その際に守田が関心を持たれたとのこと。当時指揮をしていたオリヴァー・グラスナー前監督が守田をフォロー対象のリストに入れた見られ、現在指揮を執るディノ・トップメラー監督も守田を高く評価しているという。

フランクフルトには、昨季まで日本代表MF鎌田大地(ラツィオ )が所属しており、今シーズンもMF長谷部誠は在籍。守田にとっては5大リーグ行きのチャンスとなるが、スポルティングとしては留まらせたいはず。今後どういった動きを見せるのか注目だ。

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