16日午前9時ごろ、野辺地町運動公園野球場にクマ1頭がいるのを、付近を散歩していた人が見つけ、公園の管理人を通じ町に通報した。約20分後には、道路を隔てて向かい側にある特別養護老人ホーム野辺地ホームの玄関先でも目撃。その約30分後には、野辺地町大平下の同町から平内町に向かう農道を横切り、道路脇にいるのを東奥日報の記者が目撃した。クマは平内町方面に向かった。
野辺地ホームの岩田弘志施設長は「職員が見つけて、私も振り返ってみたらクマがいた。近くには高校もあり、付近を散歩している人もいるので怖い」と話した。野辺地町は防災無線で町民に注意を呼びかけた。
また、同日午後4時40分ごろ、十和田市法量中里でもクマ3頭が目撃された。同市が注意を呼びかけている。