B2青森ワッツ、敵地で強豪・越谷撃破 81-77、前日の雪辱果たす

【越谷アルファーズ-青森ワッツ】第1クオーター、シュートを打つ青森ワッツのモンゴメリー(7)=埼玉県・越谷市立総合体育館

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区の青森ワッツは第2節第2日の15日、埼玉県の越谷市立総合体育館で同地区の強豪・越谷アルファーズと対戦。一進一退の攻防の末、81-77で勝利し、前日の雪辱を果たした。ワッツの今季通算成績は3勝1敗で、同地区の順位は3位。

 前日のプレーでPG池田が出場停止処分となったワッツは、10点をリードされた第2クオーター(Q)、PG常田が3点シュートを連続で決めるなど1人で13得点の活躍。逆転に成功するも、その後はクロスゲームの様相となり、47-48で折り返した。

 第3Qも互いに点を取り合い、59-60で迎えた第4Q、残り時間5分を切ったところでSFホール、PG會田が個人ファウル通算5回に達し、相次いで退場する厳しい展開に。

 それでも、最後まで集中力を切らすことなく、77-77の同点で迎えた残り時間16秒、SF東海林(とうかいりん)がフリースローの権利をつかむと、相手ブースターの大ブーイングにも動じることなく、2本を沈めて勝ち越し。さらに試合終了間際に常田が2点を加え、激戦を制した。PFモンゴメリーの復調も明るい材料となった。

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